記憶力を高める4ステップ(旅行編)

感情豊かな人生を送りたいと思う。「今日はこんな嬉しい出来事があった」「今日はこういう悔しい想いをした」こういった感情を多く感じて、また人と多くシェアできた方が絶対人生楽しい。出来事を人に楽しく話するには、別途プレゼンテーション能力が必要なので、まずは「そもそも起こった出来事を覚えていて人に話すことが出来る」という状態を目指したい。印象的であったはずの出来事をすぐに忘れてしまったり、出来事の感想が10秒で終わったりすると「自分はそういう人間なんだ」と逃げたくなるが、これは勘違いだ。「奇跡の記憶術」という本で効率の良い記憶方法を学んだが、勉強以外に関しても同じことが言える。正しいやり方で取り組めば、出来事に関する記憶力も高めることが出来る。

ポイントとしては以下*24時間以内に74%を忘却する*集中学習より分散学習の方が記憶に残りやすい*睡眠を取ると記憶が定着する
これらを意識して「楽しい旅行の思い出を作る」ことを目的とした具体的な記憶作業の流れとしては次の4ステップになる。—————–

ステップ1:事前知識を入れておく(予習)
旅行に至った経緯は何か?目的地はどんなところなのか?どんなプログラムに参加するのか?何を食べてどんなホテルに泊まるのか?既に決まっていることに関しては、前日までに予習をしておく。

ステップ2:感じながら旅行する(メイン)

記憶すべきことは、旅行中に起こるハプニング。「あれが面白かったね」と後でみんなで笑い合う部分。ステップ1を細かく行っておけばおくほど、より「その瞬間」に集中できるはず。

ステップ3:旅行を文章にまとめる(復習1回目)

出来事を忘れかけている頃合いに振り返りを行うことで記憶を強化する。具体的な時間と手法は、「旅行から帰って寝た翌日の朝一番」に、「文章(ブログ)にまとめる」のが良い。この作業のためにステップ2にて、メモと写真を残しておく。

ステップ4:旅行について人に話す(復習2回目)

記憶を定着させるための締めとして、「いついつどこに行って何をした。こんなことが面白かった」
という具合に「出来事を人に話す」という作業を行う。相手の不規則な反応によってステップ3よりも記憶が更に刺激されるだろうし、何より「人と楽しい時間を過ごす」という、出来事を記憶する本来の目的を達成することが出来る。—————–
この4ステップを繰り返した数だけ、自分の中の思い出の引き出しが増えていき、よりダイナミックな人生になるはず。旅行を例に考えたが、1日24時間を物語として捉えるのであれば、日々の生活に活用することも出来る。この4ステップを意識することによって、アンテナの感度が上がり、より楽しい出来事が増えていくことが予想される。
ということで、これから意識して少しずつ自己変革を行っていきたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です