3年日記のススメ

2020年1月から3年日記を書いていたのですが、2022年12月で書き終えたので、記録に残しておこうと思います。

3年日記を書くことを決めたきっかけ

2019年の12月に知り合いとお茶をしていたのですが、その時にその方が「私日記を20年つけてます」と話していたんですよね。継続することが苦手だった自分からするとめちゃくちゃ衝撃!「3年日記は普通の日記と違って過去の自分と今の自分の比較が出来るのでめちゃ楽しいよ」とおすすめされ、始めることにしたのです。

3年日記の独特の構成について

「そもそも3年日記って普通の日記3年分とどうちがうの?」って人も多いと思います。僕も3年前はそうでしたし。

3年日記の一番の特徴が、その記入欄の並び方。
文章で書くと分かりにくいですが、画像を見ればどういうことかすぐに分かります。

普通に考えると、例えば2023年1月2月とページが始まっていき、12月が終わったら2024年の1月へ続きそうな気がしますが、3年日記はそういう構成になっておらず、「各年の月ごと日ごと」にまとまって進んでいきます。

1つのページに同じ日の日記を記入することになるので、「1年前、2年前の今日何をしていたか?」ということが一目瞭然
「去年の今頃はあんなことで悩んでいたなぁ」
「2年前に比べると〇〇が出来るようになったなぁ」
といった具合に今の自分と比較することが出来ます。

一番楽しいのが3年目。2年前の今日、1年前の今日何をしていたかを踏まえて1日をスタートすることが出来ます。
そう、まるでマリオカートの「タイムアタック」の様に!(分かりますよね?笑)

「過去の自分に負けてなるものか!」
「同じ失敗は繰り返さないぞ」
と思えるので、自然とパフォーマンスが良くなるのも納得ですよね。

この「3年が月ごと日ごとに進んでいく」という構成が3年日記の一番のミソなのですが、他にいくつかおすすめポイントを紹介します。

おすすめポイント①1年のはじめに

1月のページの少し前に「1年のはじめに」というページがあります。いわゆる新年の抱負ですね。

年初めに目標を立ててもその年の終わりにはそもそも何を決意したか忘れる、というのはよくある話。またそうでなくても1年前、2年前に立てた目標などは、この様に書き記さなければかなりの確率で忘れてしまうでしょう。
「1年のはじめに」ページを活用することで、3年スパンの中長期的な道標を作ることが出来ます

おすすめポイント②一年を振り返って

新年の抱負と合わせて大事にしたいのが1年の振り返り。

「一年をふりかえって」というページがあるので、ここに振り返りを書いておくことによって、過去3年がどんな年だったか簡単に把握することが出来ます

おすすめポイント③「3年間の記録」

このページを活用することによって、項目やテーマごとに絞って過去3年間の変化や進捗を把握することが出来ます

僕は1年ごとに取り組む内容が変わったりするので活用できずじまいでしたが、中期的な目標がある人にとってはとても良いページになるかと思います。

おすすめの使い方:1年後の自分にメッセージを書く

僕のおすすめの3年日記の使い方として、
1年後の自分に向けてメッセージを書く」というものがあります。
例えば3年目の日記を書いている場合、すぐ上に1年前と2年前の日記があるので、
振り返りや比較は簡単に出来るはずです。
が、悲しいかな
「ふむふむ、2年前はこうで去年はこうだったのか~」
・・・などと悠長に見比べている余裕がない時も多いのが現実。

そんな中で、例えば「継続して取り組んでいきたい事柄が出てきた」というシチュエーションに出くわした時に
去年はこんな感じでしたが、今年はどうですかー?」的な感じで
未来の自分に向けてメッセージを残しておきます。

そうすると1年経った時、その時の進捗にかかわらず、ふと立ち止まることができ、
方向修正が出来たり、あるいは「何かを決めたこと自体を忘れていた」という最悪の事態を防ぐことが出来ます。

この「一言メッセージを添える」という一工夫で
初心に帰ることが出来る確率が上がるのではないかなと思います。

「バトンは受け取ったぜ!あとは今年の俺に任せろ!」みたいな気持ちになれるかも知れないので、おすすめですよ!

というか普通に楽しい

自己実現の為の自己管理ツールみたいな紹介になってしまいましたが、過去の自分の行動や考えを客観的に眺めるのは普通に楽しいです!「それを見れば大体自分のことが分かる」という、自分の分身みたいな存在になります。家が火事になったりしたら、持ち逃げたいプライスレスアイテムです(笑)
まあブログなどでも同じ様なことは出来るかと思いますが、初めに紹介した独特の構成に加え、

  • フォーマットが決まっているので余計なことを考えないで済む
  • 持ち運びができるのでどこでも見返すことが出来る
  • 手書きなので愛着が湧く

など、日記だからこそのメリットがあります。

ということで、3年日記はいいですよ!という記事でした。良さそうだなと思われた方は是非試してみてください。もうすぐ新年度も始まりますしね!おすすめは「高橋書店さんのA5 3年卓上日誌 茶 No.63」です。シンプルでかっこ良いですよ!

と、ここまで書いて気付きましたが、本記事の内容は高橋書店さんの3年日記にフォーカスした内容になっています。他のメーカーさんの3年手帳に上記で挙げたページが全て存在しているかどうかは分かりませんのでご了承ください。

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