あべのタスカルで南海トラフ地震について考える(前編)

子供が春休みの間に、前から行きたかったあべのタスカル(大阪市立阿倍野防災センター)へ行ってきました。

1時間のコースを受けてきたのですが、消火栓の疑似体験コーナーや倒壊した街並みコーナー、最後には南海トラフ地震を想定した震度7の地震シミュレーションもありました。当日学んだことや帰ってから追加で調べたことなどを備忘録として残しておきたいと思います。地震の知識がない者が自分用にまとめたものですのでご承知ください。

地震のメカニズムなど

実は海にはたくさんの火山(海底火山)があり、海底火山が連なった場所は海嶺(かいれい)と呼ばれる。火山の活動によって地面が隆起し、海洋プレートが作られ、海嶺を境に両側に遠ざかっていく。
陸は陸で大陸プレートというのがあり、大陸プレートと海洋プレートがぶつかるところは海溝と呼ばれる。海洋プレートは大陸プレートに比べて密度が高くて重いため、大陸プレートの下に沈み込んでいく。
大陸プレート同士がぶつかった場合、密度が変わらないのでどちらも沈み込まない。そのため、ぶつかって上に広がっていく。こうして出来たのがヒマラヤ山脈で、ヒマラヤ山脈は今でも少しずつ高くなっていっている。

プレートと地震の関係

プレートと地震は密接に関係しており、大陸型、海洋型は問わず、ほとんどの地震はプレート上で起こっている。
地震が起こった場所

プレートのある場所

ここまできれいに連動しているとは思わなかった。

南海トラフ地震とは

日本は、北アメリカプレートとユーラシアプレートという大陸プレートに乗っかっていて、太平洋プレートとフィリピン海プレートという海洋プレートから強い圧力がかかっている。
「太平洋プレート」と「北アメリカプレート」がぶつかって出来ている海溝が「日本海溝」「フィリピン海プレートとユーラシアプレートのぶつかって出来ている海溝」が「南海トラフ」と呼ばれている。

2011年に起きた東日本大震災は日本海溝を、予測されている南海トラフ地震は南海トラフ海溝を震源とする地震である。

南海トラフ地震の周期

南海トラフ地震は90~150年の周期で発生しており、かなり予測しやすい。3回に1回は大地震となり、1707年に発生した宝永地震は過去の南海トラフ地震で最も被害が大きかった地震であり、最大マグニチュードは8.6であった。順番からすると、次の南海トラフ大地震が大地震の番である。

  • 1707年:宝永地震
  • 1854年:安政の大地震
  • 1944年:昭和東南海地震
  • 2030年頃?:南海トラフ大地震

マグニチュードと震度の違い

「マグニチュード」は、震源地で発生するエネルギー量だって、絶対的なものである。対して「震度」とは各場所における揺れの大きさであり、観測する場所によって数字が異なる。
マグニチュードは0.1増えると1.4倍、0.2増えると2倍のエネルギー量となる。東日本大震災のマグニチュードはM9.0。南海トラフ地震の予測マグニチュードはM9.1なので、エネルギー量としては東日本大震災の1.4倍となる。

南海トラフの想定被害総額

東日本大震災の被害総額が約20兆円だったのに対して、南海トラフ地震の想定被害総額は220兆円と10倍以上である。

南海トラフ地震の揺れ

海溝型地震である南海トラフ地震は、揺れる時間が長い。短い縦揺れの後に1分以上の長い横揺れが予測される。

参考サイトなど

地震のメカニズムについては、NHK高校講座:プレートの境界

南海トラフ地震については、【南海トラフと首都直下型地震①】知っておくべき地震大国ニッポンの現実
がとても参考になりました。

地震について調べていたら長くなってしまったので、前編後編に分けたいと思います。肝心のあべのタスカルにたどり着かなかった(苦笑)

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