無事Woocommerceに乗り換えてのリニューアルができ、最低限のカート周りの修正も出来た。となると、次に考えたいのがアクセス解析。
アクセス解析ソフトを使って知りたいこと。
- アクセス流入元の割合
- 毎日のアクセス数、セッション数
- セッションあたりのページビュー
- 人気のあるページ(商品)
- 離脱率の高いページ
まあ基本的な内容ですね。アナリティクスのみならず、色々なツールで調べることが可能かと思います。
今回はせっかくECサイトシステムを導入したのだから、上記に加えて買い物に関するトラッキングを行いたいです
- 購入に至ったユーザーのサイト内での経路
- ログインしたユーザーのサイト内での経路
- 人気のある商品
などでしょうか。
今回はこれらの解析を可能にするために導入した「MonsterInsights」というツールについて紹介したいと思います。
MonsterInsightsとは
WordPress(というかwoocommerce)でのアクセス解析ツールを探しているとMonsterInsightsが人気だということが分かります。
MonsterInsightsとは、Google Analyticsで取得したデータをWordPressで分かりやすく表示してくれるツールです。ソースコードを触らずに設定することができ、アナリティクスでは追跡できないデータを追跡出来るのが特徴とのことで、その1つに「ECサイトでのコンバージョントラッキング」を挙げています。
簡単な紹介動画は以下の通り。
MonsterInsightsの無料版ではWoocoomerceとの連携が出来ない
MonsterInsightsにはLite版(無料)、Plus版、Pro版の3つがありますが、無料版、Lite版、ではWoocoomerceとの連携が出来ない様です。Woocoomerceのコンバージョントラッキングに利用したい場合はPro版を購入するしかありませんね。
MonsterInsightsのPro版は年間18500円
このMonsterInsights、無料版もあるのですが、ECサイトでのコンバージョントラッキングが出来るのはProバージョン以上です。Proバージョンはデフォルトで50%OFFとなっており、割引後のお値段$199.50/年!日本円にして約23000円。うーん、割と高い!!
・・・なのですが、60%OFFのクーポンを見つけることが出来ました。
MonsterInsightsの60%OFFクーポンはこちら
2022年2月現在のクーポンです。期限切れの場合はご容赦ください。
このクーポンを使うと$159.60ドルになります。日本円にして18500円。それでも一見足踏みしてしまう価格ではありますが、月で割ると約1500円とまあそこまで高いわけでもない。ものは試しでPro版を購入することにしました。
MonsterInsightsとWordpressを連携する手順
MonsterInsightsのPro版を購入する
まずはMonsterInsightsを購入しましょう。
MonsterInsights購入ページはこちら
(上記で紹介しているクーポンがあれば是非適用を!)
購入すると、事業名や規模、ポジション、使用目的などを聞かれるので、答えます。全て答えると登録が完了し、MonsterInsightsのマイページへ飛びます。ライセンスキーが表示されるので、控えておきましょう。
Googleアナリティクス側の設定を行う
Pro版の購入が済んだらGoogleアナリティクス側の設定を行います。
管理画面「ビュー」の中にある「eコマースの設定」に入ります。
「eコマースの有効化」「拡張 e コマースのレポートを有効化」をそれぞれオンにします。
WordPress側の設定を行う
WordPress側の設定を行います。プラグイン追加画面でMonsterInsightsを検索し、インストールと有効化を行います。
有効化すると左に「インサイト」というメニューが表示されるのでクリックします。するとWordpressとMonsterInsightsの連携設定に移るので、そのまま入力を進めます。後から気づきましたが、この項目の中にはプロ版でしか有効でないEcommerce Trackingに関する設定項目があるので、下にあるライセンス認証を先にやっておいた方が二度手間にならなくて良いかもです。
次にWordpress管理画面からライセンス認証を行います。
「インサイト」内「General」タブにライセンスキーを入力する画面があるので、MonsterInsightsのサイトで控えたキーを入力します。
アンロック画面に遷移し、Pro版に切り替えられます。
長くなったので、後編に分けます。
MonsterInsightsを使ってWooCommerceでのコンバージョンをトラッキング出来るようにしたよ(後編)